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11月11日は「介護の日」。今回はヘルパー2級の資格を持ち、学生時代から約20年介護の仕事に携わった経験を持つ、お笑いコンビ・メイプル超合金の安藤なつさんに聞きました。


――いつごろから介護の仕事に携わっていましたか?

叔父がポータブルトイレなど介護用品の取り扱いや介護・障がい者支援施設を運営しており、遊びに行く感覚で中学生のころから土日に泊りがけのボランティアをしていました。
高校生から時給制のアルバイトとして働くようになり、卒業後20歳のときにヘルパー2級の資格を取得。その後、タレント活動と並行して35歳まで20年以上携わりました。


――ベテランですね。お仕事はどのようなことをされていましたか?

一通りの業務はこなしました。食事の介助、入浴やトイレの介助、おむつ交換、必要があれば添い寝をすることもありました。


――実際に働かれたご感想は?

楽しかったです。いまでいう「大変そう」というイメージのつく前から関わっていましたし、レクリエーションを一緒に遊んでいる時間が好きで、多感な少女時代に年配のさまざまな人と接することができて、恵まれた環境にいたと思っています。


――介護のお仕事をしてよかったことは?

ご高齢の利用者は人生経験が豊富でお話が面白く、教訓を得ることができました。

また、もっともやりがいを感じたのは、認知症などコミュニケーションのとりにくい方と通じ合えた瞬間です。どのような環境でも人間関係を築き維持していくのは難しいですが、介護の現場で信用や信頼を得ることは並大抵のことではありません。介護を必要とされる方の状況や悩みは人それぞれ。
接しているうちに「今これを必要としていないな」などと汲み取れるようになりますし、目を見て、喜んでいるのがわかるとうれしくなります。距離が近い分、情も移ります。

介護の仕事に携わったことは、私自身の成長に少なからず影響を与えました。なかでも、観察力が鋭くなったことはお笑い芸人という今の仕事にも活きていると思います。


―― 一方で辛い、苦しいと感じたことは?

肉体的な負担が大きく、特に腰痛になりやすいことですね。
機械浴や体位交換、移乗など注意を払っていても、腰に負荷がかかってしまいます。
いまはパワーアシストスーツのようなサポート技術もありますが、現場での普及はまだこれから。身体を壊して介護の仕事が続けなくなるのは不毛な気がして、もっと「ケア側のケア」も考えていかなければならないのではないかと思います。


――介護において大切なことは?

介護の現場はチームワークが大切です。在宅も同様ですが、特に施設での介護は医師や看護師、栄養士といったそれぞれに高い専門性やスキルを持った人が関わります。

ご家族を含めた全員の円滑な連携がなされて初めて、介護利用者が健やかに笑顔で過ごせるようになります。共通の目標や情報の共有が確立できていないと、良いケアはできないと思います。


――介護に携わっている方へメッセージをお願いします。

今年はコロナ禍も加わって、精神的にも肉体的にも大変な苦労をされていることでしょう。
大変なことも多いと思いますが、介護の仕事を通して、学んだり、発見したりすることや、自分の内面の変化に驚くことは多いのではないかと思います。楽しくポジティブに頑張っていただきたいです。


あんどう・なつ
1981年1月31日東京都生まれ。お笑いコンビ・メイプル超合金のツッコミ担当。相方はカズレーザー。2015年のM -1 グランプリ決勝戦進出をきっかけにブレイク。バラエティやドラマなどテレビを中心に多方面で活躍中。昨年11月に介護職の一般男性と結婚を発表し話題となった。自身もヘルパー2級の資格を所持しており、介護職歴は20年以上になる。


介護の日とは
“介護について理解と認識を深め、介護従事者、介護サービス利用者及び介護家族を支援するとともに、利用者、家族、介護従事者、それらを取り巻く地域社会における支え合いや交流を促進する観点から、高齢者や障害者等に対する介護に関し、国民への啓発を重点的に実施するための日”として、2008年に厚生労働省が制定。同年7 月に行われた「福祉人材フォーラム」において、厚生労働大臣より発表された。





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